1月28日に東海漬物本社で行われた合同記者発表では、大羽儀周社長をはじめ中田食品の中田吉昭社長らが出席。彩園福岡営業所は02年から浅漬けの製造とベンダーとして営業を続け、25年6月期の売上高は6億8500万円。近年の物価上昇やHACCP取得要求など様々なハードルが上がっていく中で、中田社長は「浅漬け・キムチ全般の製造管理技術の高い東海漬物の方が従業員のためにもなる」と譲り渡すことを提案。東海漬物側では、これまで九州エリアに供給拠点を持たず、グループの日高フレッシュを通じて彩園福岡で商品を提供してきたこともあり、この提案を受け入れた。
3月1日に設立する新会社の新社長には東海漬物の戸田紳一郎専務取締役が就任する。彩園福岡の従業員33人の雇用を継続し、東海漬物から管理にあたる人材2人を派遣する予定で、新しい企業文化の浸透を進める。東海漬物が培ってきた浅漬け・キムチの製造ノウハウを導入しながら設備投資も行っていく考え。
大羽社長は「彩園福岡の安定運営にはもう少し売上が必要で、まずは内部を改革し品質の向上とともに、生産能力の強化や効率的な生産に取り組んでいく」と話す。
また、大丸福岡天神店に出店する「彩園大丸福岡天神店」は店名を変えずに東海漬物が運営に当たる。中田食品が供給してきた梅干などの製品は引き続き店舗で販売する。

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