サントリー「オールフリー」 健康軸から転換、自由に楽しむ選択肢へ 「香り」着目のエールタイプも
新発売の「オールフリー〈エールテイスト〉」
 「4つのゼロ(アルコール、カロリー、糖質、プリン体)」を実現したサントリーのビールテイスト飲料「オールフリー」。このほど大幅リニューアルするとともに、新アイテムを追加。
開放的なイメージを前面に、積極的に楽しむ選択肢としてのノンアルへと脱皮を図る考えだ。

 「サントリーにとってノンアルは単なるお酒の代替ではなく、アルコール0.00%のお酒。『SMARTからFUNな飲み物に』をコア戦略に、我慢のときの選択肢ではなくポジティブな選択肢へとカテゴリーイメージを変えていきたい」。同社未来創造本部ノンアル部長の福本匡志氏が強調した(4月2日の説明会で)。

 同社の調べでは、ノンアル飲料に「気分を上げる」「開放感」といった価値を求めるユーザーが増えていることが分かった。これまで健康機能を戦略の軸としてきた「オールフリー」を、今の時代に合った「自由に楽しめる飲み物」へとブランド刷新するねらいだ。

 ビールテイストの「オールフリー」「同〈ライムショット〉」、昨年に加わったサワーテイスト「オールフリースパークリング〈レモン&ライム〉」「同〈ブラッドオレンジ〉」の中味とデザインを改良し、2月下旬から全国でリニューアル発売した。スパークリングでは〈マスカット・オブ・アレキサンドリア〉も4月7日から新発売する。

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新発売の「オールフリー〈エールテイスト〉」 さらに「オールフリー〈エールテイスト〉」(350㎖缶)が新登場。4月28日から全国で発売する。

 新しい切り口として着目したのは「香り」。

 「既存のノンアルビールはまだバリエーション少なく、自分向けのノンアルがないというお客様が多い。
ビールテイストの満足感を底上げする『香り』にこだわったノンアルという新しい提案だ」(福本氏)。

 ノンアルビールにもこれまで以上のおいしさや新しい選択肢が求められているといい、同社がビールづくりで培った麦汁製造技術とエールビール開発で得られた知見により、香りを徹底追求。粒選り麦芽とアロマホップを使用し、柑橘を思わせるホップ香と甘く広がる醸造様の香りが調和したフルーティな味わいに。飲みごたえと満足感を実現した。

 自由で開放的なブランドへと生まれ変わったことを、さまざまな接点から訴求。サンプリングなど体験接点の拡充にも力を入れる。

 新メッセンジャーには俳優の松山ケンイチさんを起用。新TVCM「こんなに自由だったんだ」篇では、松山さんが座っていたソファーごとパラグライダーで浮上する爽快感あふれるシーンとともに「心のふたを開けよう」との新ブランドメッセージを届ける。山下達郎さんがCM楽曲「Finally Free」を書き下ろした。

 この日は松山さんとともにメッセンジャーを務める白石聖さんのほか、なすなかにしの2人も新CM発表会に登場。生まれ変わった「オールフリー」をアピールした。

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