昨年4月に発足した新価値創造部の新価値創造プロジェクトの一環。健康に悩みや不安を抱える人が多く、今後もセルフケアニーズが高まっていくとの見立てから開発に踏み切った。
4月7日、説明会で大塚匠事業推進本部新価値創造部長は「サプリメントを飲料化するというのは、想像以上に難易度が高かった。ただ、簡単にできるものは誰でもできるため、新価値創造部で今後も難易度の高いものに挑戦していく。来年以降も第2弾、第3弾の新価値創造を行っていくのが使命」と語る。
ターゲットは健康を気にしつつも習慣化や価格面などの側面からサプリを摂取するまでには至らない生活者を想定する。
三谷京平事業推進本部新価値創造部課長は「40代以降の方には年齢を重ねるとともに不足しがちな成分を補いたいというニーズがあり、確かな成分やサプリブランドがお客様の納得のツボになる」との見方を示す。
サントリービバレッジ&フードの大塚匠氏㊧、三谷京平氏 こうした見方から、40代以上のブランド認知率の高い「ロコモア」「セサミン」の2ブランドを採用した。
「ロコモアWATER」は、軟骨由来成分であるコンドロイチン硫酸、筋肉由来成分であるアンセリンに加えてアミノ糖のグルコサミン塩酸塩、ポリフェノールのケルセチン配糖体を配合。同社ならではの創味技術で、飲みやすいレモン味に設計した。
「セサミン1000」は、サプリメントの「セサミンEX」1日分と同量のゴマ約1000粒分のセサミンを配合するとともに、カルシウム・マルチビタミンを加え、ヨーグルトテイストに仕立てている。
2品ともに機能性表示食品ではなく一般食品として販売する。
「将来的には『ロコモアWATER』を機能性表示食品にすることも視野に入れているが時間を要するため、まずはブランド認知の高さという資産を活用してスピーディーに価値をお届けすることを優先した」(大塚氏)という。
販売チャネルは、スーパー、コンビニ、ドラッグストアなどを想定。機能性表示食品やサプリメントを含めたウェルネスケア商品専用の売場提案も行っている。
三谷氏は「流通の方もウェルネスケア領域の需要の高まりを感じられているようで、生活習慣病に関する茶系飲料が多い中で、新しいラインアップ提案は非常に喜ばれている。新商品以外も含め、これからウェルネスケア領域の提案の幅を広げていきたい」と意欲をのぞかせる。
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