![「伊豆ニューサマーオレンジゼリー」 高校生が店頭販売 伊藤忠食品「商業高校フードグランプリ」](http://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexnews%252Ffeed%252FShokuhin%252Ff1%252FShokuhin_shokuhin94584%252FShokuhin_shokuhin94584_1.jpg,zoom=600,quality=70,type=webp)
伊豆伊東高校は、23年4月に近隣3校が統合し開校。今回の商品開発には、総合探究部フロンティア班の2年生3人、1年生2人が部活動の一環として取り組んだ。
開発商品の「伊豆ニューサマーオレンジゼリー」(8個入り・税込864円、12個入り・同1千296円)は、伊豆名産の柑橘類、ニューサマーオレンジを丸ごとピューレにして寒天で固めたもの。程よい甘さと固さ、個包装で食べやすい点などが特徴だ。
今回の受賞作について、同校2年生で班のリーダーを務める山田彩乃さん(写真左から2人目)は、「以前からニューサマーオレンジの廃棄が問題となっており、その廃棄率削減に貢献できればと開発に取り組みました。
開発に際しては、甘さと固さの調整に苦労したとのことだが、「幅広い年代の人に食べてもらうために、果汁感も感じられる、さっぱりとした甘さを目指し、多くの人たちから美味しいとの感想をいただけました。常温でも食べられますが、少し冷やすとより美味しさが増すと思います」とのことだ。
「商業高校フードグランプリ」は、地元の特産品を使用し高校生がプロデュース・開発した商品のNo.1決定戦。伊豆伊東高校は、前身校の一つである伊東商業高校時代から参加。初めてエントリーした第8回に、「伊豆ニューサマーオレンジラングドシャ」で大賞を受賞した。
米山圭一郎担当教諭によると、「ラングドシャのときもそうだったが、ロングセラーにしたい、企画物で終わらせたくないとの想いから、パッケージに学校名を出さないことにもこだわっている」という。商品自体の魅力で勝負し、新たな地域銘菓、土産品として根付かせていきたい考えだ。