キリンビバレッジは5月29日、ペットボトル(PET)容器・ボトル缶の計136品のメーカー希望小売価格を10月1日納品分から改定すると発表した。

 原材料や容器包材価格、エネルギーや物流などの関連費用の高騰が継続していることを受けた動き。


 メーカー消費税抜き希望小売価格の価格改定幅は6~25%。価格改定品目数の136品は、全体の4割程度となる。

 一例としては、「午後の紅茶 ストレートティー」「同 ミルクティー」「同 レモンティー」(500mlPET)の希望小売価格(税別)は160円から180円、「生茶」(2LPET)は400円から430円、「ファイア ブラック 目覚めの深煎り」(275gボトル缶)は144円から164円となる。

 大型PETの希望小売価格の改定は2024年5月以来、小型PET・ボトル缶は22年10月以来となる。