ブンセンが昨年発売したふりかけ風つくだ煮『旨味ごぼうおかか』をご存じだろうか。実は発売するや否や、あまりの美味しさに飛ぶように売れてしまい製造が追いつかなくなった超人気商品だ。
その正体はごぼうの食感とカツオの風味、そして甘辛い味付けがクセになるふりかけ風つくだ煮。PRを自粛せざるを得ないほど人々を魅了したその味を確かめてみたい。


■ごぼうの食感がクセになる!食物繊維はたっぷり7g入り(100g中)
1934年(昭和9年)に兵庫県龍野に創業したブンセン株式会社(兵庫県たつの市)は、醤油、つくだ煮、惣菜、米飯などを手がける食品企業。大手メーカーでは作れない独自路線の商品を続々と発売しており、創業当初より生業としていた醤油醸造を活かした、のりつくだ煮「アラ!」や塩吹き昆布「塩っぺ」などを発売している。
シンプルなパッケージにご注意!あまりの人気にPRを自粛していた『旨味ごぼうおかか』を味わってみた
とてもシンプルなパッケージなのだが、油断してはならない
創業当初より一貫して“おいしい顔”が届くことを目指し、「品質本位に考える」「お客様のニーズにきめ細かく応える」「損得ではなく、信念を持ってお客様の信頼を得ていきたい」という精神を持った経営を続けている。
シンプルなパッケージにご注意!あまりの人気にPRを自粛していた『旨味ごぼうおかか』を味わってみた
1袋あたりのエネルギーは約361.5kcal、糖質は約65.4g
そんなブンセンが昨年に発売したのが、ウェットタイプのふりかけ風つくだ煮『旨味ごぼうおかか』(150g・2018年7月2日発売)だ。その名の通りごぼうとカツオの味わいが楽しめる1品である。
シンプルなパッケージにご注意!あまりの人気にPRを自粛していた『旨味ごぼうおかか』を味わってみた

しかし、なぜ昨年発売した商品を今になって紹介するのか、それにはわけがある。
シンプルなパッケージにご注意!あまりの人気にPRを自粛していた『旨味ごぼうおかか』を味わってみた

実は、発売すると同時に予想を超える勢いで売れてしまい、製造が追いつかなくなってしまったのだ。あまりの人気にブンセンは新商品にもかかわらずPRを自粛。製造体制が整い始めた現在、少しずつPRを再開し記者の目に入ってきたというわけ。
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ほぐしてから振りかけたほうが均一に楽しめる
人々の舌をそこまで唸らせるというのなら是が非でも味わってみたい。

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裏面には色んな食べ方が掲載。毎日食べても飽きないラインナップ
メインの原材料はもちろんごぼう。皮がついたまま使用しているので食物繊維がたっぷり入っており、100gあたり7g含まれている。厚生労働省が公開している食物繊維の食事摂取基準は18~69歳の男性で20g以上、女性で18g以上なので、仮に1袋食べても満たすわけではないが、年々摂取量が減少していると言われる食物繊維を手軽に補填するにはうってつけだ。
前置きはこれくらいにして早速実食しよう。
シンプルなパッケージにご注意!あまりの人気にPRを自粛していた『旨味ごぼうおかか』を味わってみた

ご飯の上にかけたり卵焼きの中に入れたりと様々なバリエーションが楽しめるが、今回はシンプルにおにぎりにして食べてみる。
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袋から好きな量を入れた後よく混ぜて全体になじませる。もちろん具材として中に入れるのでもOK。チャック式なので急いで食べきる必要はない。
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ウェットタイプなので手が汚れないようにのりを巻いて完成。
口を動かすたびにごぼうのシャキシャキとした食感が楽しめる。そこにふわりとカツオの香りが充満し、風味となって現れてきた。
噛めば噛むほどそれが如実に現れてくるので是非ともしっかりと噛んで味わってみてほしい。

もちろん味は文句なし。自家製の醤油をベースとした味付けは甘辛く旨味をたっぷりと感じる味。濃い目の味付けになっているようだが、お酢がプラスされてさっぱりしているので、飽きずに食べ続けられるのも嬉しい。しっとりとしているからお茶を飲まなくても食べやすく外出先でのお弁当にもぴったりな仕上がりだ。
シンプルなパッケージにご注意!あまりの人気にPRを自粛していた『旨味ごぼうおかか』を味わってみた

ハマる人続出の『旨味ごぼうおかか』は全国のスーパー、公式オンラインショップ「ブンセン卓配便」ほかで発売中。
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