通常のヨーグルトを水切り製法で3倍の濃さを実現しているところから、低カロリー低脂質なのにタンパク質量豊富、一個食べればお腹いっぱいになり、腹持ちも良いことからダイエットにも活用できると人気の「ギリシャ・ヨーグルト」。そんな「ギリシャ・ヨーグルト」は、どれが一番美味しいのか? 2020年のラインナップを、プレーン味で、一挙に食べ比べてみた!
■ダイエット実践者も、マッチョ志望者も、健康意識高めな人も、みんな大好きギリシャ・ヨーグルト!
■森永乳業『パルテノ プレーン砂糖不使用』

日本における元祖ギリシャヨーグルトとして2011年に登場した「パルテノ」。
度重なるリニューアルを重ねて、その食べやすさに定評があるブランドだ。今では特徴的なソースを下に入れたタイプなど、各種の味も取り揃えているが、その原点となるのが、この森永乳業『パルテノ プレーン砂糖不使用』(100g・実勢価格 税抜125円・発売中)である。

フタをめくると、上部にカッテージチーズのようなクリームらしきものが軽く固まっており、ギリシャヨーグルトらしい見た目。ニオイはほぼ気にならない。溜まっている上澄み液は乳清(ホエイ/ホエー)だ。
味わいは乳清と一緒に食べると、強めの酸味が感じられる。そしてまったり濃厚なヨーグルトが舌に、歯にまとわりついてくる。ギリシャヨーグルトらしい、口の中の水分を持っていかれる感じはあるものの、同時にみずみずしさも感じてしまうのが不思議なところ。
クリームチーズのような食感で文句なくおいしく、胃にズシっとくるところが、まさに王道。甘みがない分カロリー制限ダイエットのみならず、糖質制限ダイエットにも適している。クセもないので、初心者はまずここから始めるのがおすすめだ。

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■森永乳業『パルテノ プレーン砂糖不使用 220g』

ギリシャヨーグルトが習慣になった人にとってうれしいのが、中容量サイズ。
この森永乳業『パルテノ プレーン砂糖不使用 220g』(220g・実勢価格 税抜258円・2019年10月1日発売 ※コンビニエンスストアを除く首都圏、甲信越エリア限定)は、王道「パルテノ」の味わいをファミリーで、個人が割安に連日味わえる製品だ。

味の面では『パルテノ プレーン砂糖不使用』と全く同じだが、通常カップでは今一つ物足りないという人の量調整もできるところがうれしい。

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■ライフプレミアム『信州あづみ野 コクてなめらか濃密ギリシャヨーグルト』

大手スーパーチェーンの「ライフ」のプライベートブランド(PB)製品の、ライフコーポレーション『ライフプレミアム 信州あづみ野 コクてなめらか濃密ギリシャヨーグルト』(200g・希望小売価格 税抜169円・発売中)。

信州産生乳を70%使用して、クリーミーで濃厚なに仕上げたという。フタをめくると、透明な乳清がたっぷり。酸っぱい香りがするので覚悟して食べたが、実際食べてみるとそれほど酸っぱくない。
特徴はクリーミーさ。きめ細かくなめらかなテクスチャーで、ティラミスに使われるマスカルポーネチーズのような食感がデザート的なおいしさ。

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■『ダノンオイコス 脂肪0(ゼロ)プレーン砂糖不使用』

2015年に洗練されたおしゃれパッケージで登場して以来、コンビニの棚でも独特の存在感を放っているダノンジャパン『ダノンオイコス 脂肪0(ゼロ)プレーン砂糖不使用』(110g・実勢価格 税込165円・発売中)。デザイン至上主義の人でも、これなら冷蔵庫にずらりと並べていても気にならないのではないだろうか。

食感は歴史が長いこともあり、非常に洗練された印象だ。
カッテージチーズのような見た目に、乳清たっぷり。たんぱく質をあえて「プロテイン」と表記しているだけあって、マッチョを目指す人にも喜ばれそうな低カロリー、低糖質だ。

酸味はさほど強くなく、甘みを追加せずにそのまま食べても食べやすい。ダイエット実践者なら、ゼロカロリーシュガーなどを追加して食べるのもいい。

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■トップバリュ『濃いクリーミーな味わい ギリシャヨーグルト プレーン』

ミニスーパーの「まいばすけっと」などでも手に入る、イオンのプライベートブランド(PB)のトップバリュ商品であるイオントップバリュ『濃いクリーミーな味わい ギリシャヨーグルト プレーン』(110g・希望小売価格 税抜118円・発売中)。

リニューアルが行われ、現在の姿となった。一口食べると、酸味が強い。ただししっかり水切りされていて、それでいてなめらかな口当たりは、むしろ爽やかでいいと感じる人も多いと思う。ヘルシー感を味わうなら、これだ。

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