まるでコスメのようなデザインの銀配合ラメ入りインクの蛍光ペン。ZEBRA株式会社の女性研究員が情熱をかけて開発した『キラリッチ』は、2015年5月に登場した女子中高生向けのデザインペン! 発売からすぐに人気に火がついた注目の新製品だ。
これまでの蛍光ペン・蛍光マーカーといえば、”ザ・事務用品”といったシンプルなデザインに、昔から変わらない太めのフォルムがおなじみだった。キャラクターのイラストが入ったかわいらしい女児向けはあるが、美意識の高い小中高生にとってはイマイチなときめき力。

そんな彼女たちをキュンとさせる蛍光ペンがこの『キラリッチ』。スマートなフォルムにアンティーク感ただようゴールドのラインが入ったデザインは見るからにおしゃれ。

では実際に、キラキラ感や使いやすさはどうなのか確かめてみよう! 5色セットのラインナップは、定番のピンクとイエローに加え、ブルー、グリーン、パープルで使いたいカラーが勢ぞろい。

キャップには親指がフィットする突起がついていて、片手で握ってポンッとキャップをとれる。これは便利! ペン本体も細めで手が小さい人にも持ちやすい。

ペン先を見てみると、細かい粒子がキラキラ輝いていて美しい。実は『キラリッチ』は普通のインクではなく、銀配合のラメ入りインクを採用。細かく粉砕したガラスの粒に銀を蒸着させインクに配合することで、普通の蛍光ペンにはないゴージャスなキラキラ感が出る。

手帳やカレンダーに書くとよくわかるが、遠くから見てもとてもキラキラ輝いていて、線を1本ひくだけで特別な印象に! 写真ではわかりにくいのだが、ラメの密度が濃く、まるでマニキュアのラメのように輝いている。これまでの蛍光ペンにはないきらめきだ。

単純に派手で濃い蛍光ペンと違い、インク自体はナチュラルなシャーベットカラーなのでキラキラ感が際立つ。そのせいか、いつもより文字がかわいらしく見えてしまうから不思議だ。また、同じ場所にしばらくペン先を置いてても、インクが紙に染み込みにくく、線をゆっくり引くことができる。

しかも、従来の蛍光ペンのように使用前にペンを振る必要はない。ラメは比重が重いのでインクに混ぜると偏ってしまうものだが、ZEBRA独自の製法によってインクの中にラメが常時分散するようになっているのだ。これなら最初から最後まで、同じキラキラ感が持続できる。

インクは数分で乾き、手帳を閉じてもラメ移りはとても少ない。指で触れるとラメがばっちり着いてしまうが、水性なので水でさっと洗い流すだけでOK。

ZEBRAの『キラリッチ』は1本あたり税込129円。従来の蛍光ペンは1本200円前後が主流であるのに、このお手頃価格にびっくり。これなら女子小中高生のおこづかいで買いやすい。単品、3色セット、5色セットがあるので、好きな色だけ選ぶも良し、全カラー揃えて楽しむのも良い。
