「池田屋ランドセル」と同じ防水性牛革を使用した池田屋の「ランドセルの革小物」シリーズに『ラウンドファスナー束入れ』と『二つ折り札入れ』の新型2種類が登場。6年間使用できる頑丈さを活かした、全12色のカラーバリエーションと機能性が魅力的な財布だ。
その見た目や使い心地をたしかめてみよう。
■小学生のわんぱくさにも耐える丈夫な革と、大人の遊び心が楽しめる全12種類のカラーバリエーション

池田屋(静岡県)は、1950年に創業したリュックやトートバッグ、革小物などのさまざまな商品を展開している老舗カバンメーカー。中でも牛革を使った「池田屋ランドセル」は、背負いやすさなどの機能性だけでなく、洗練されたデザインと豊富なカラーで人気の商品だ。

今回紹介するのは、この「池田屋ランドセル」と全く同じ牛革を使用した『ラウンドファスナー束入れ』と『二つ折り札入れ』。6年間きれいな状態を保てるように作られた独自の「イタリア製防水牛革プレミアム」を使っているから、他にはない牛革の深みのある質感と耐久性をあわせ持った財布となっている。もちろんその名の通り防水仕様なのでメンテナンスが面倒な人にもぴったりだ。

また、カラーバリエーションが豊富なのも「ランドセルの革小物」シリーズの特徴の1つ。通常3種類あれば多いとされる革製品だが、『ラウンドファスナー束入れ』と『二つ折り札入れ』はどちらも全12種類。革とステッチ(縫い糸)の色が同じシンプルステッチが6種類(マロン含む)、色が異なるカラーステッチが6種類と豊富なので、自分好みのカラーを見つけられるはずだ。
■『ラウンドファスナー束入れ』

まずは長財布の『ラウンドファスナー束入れ』(幅19.5×高さ10.2×厚み2.4cm・約170g・希望小売価格 税込25,300円・発売中)からおためしだ。

コの字にファスナーの付いたラウンドファスナータイプ。
記者個人の長財布を選ぶポイントで重視したいのがファスナーの取手。メーカーの意図が見える部分だと思うのだが、『ラウンドファスナー束入れ』は葉っぱのような形をしている。きっちりとしすぎず、少し遊び心を感じる作りだ。
厚めの革で硬くハリがあり、触っただけで丈夫なことが伝わってくる。クロを含め、全体的に鮮やかな発色をしている。オイルを塗り込んだものとは違うツヤ感(光沢ほどではない)があるのも「イタリア製防水牛革プレミアム」の特徴だろう。

大きく開けるようにマチが作られているから、中身が見やすくて取り出しやすい。

収納は札入れ×2、ファスナー小銭入れ×1、カードポケット×12(片側6ずつ)、ポケット×2と豊富。カードやお札、領収書など収納が欲しい人にぴったりな仕様だ。ためしにお札を10枚、レシート30枚、カード12枚を入れてみたが、お札やレシートの出し入れは不自由なくできた。厚みも初期とほぼ変わらない。
カードはタイトめの作りだが、革なので使っていくうちに馴染んでいくだろう(86×54mmのクレジットカードがぴったり入る)。

小銭入れは片マチタイプ。内側にも革を使っているこだわりだ! 大きく開くことができるので、小銭も取り出しやすい。

お金やカードを入れる以外にも、フリーポケットが付いており、レシートや領収書の保管などにも使える嬉しい機能が満載だ!
■『二つ折り札入れ』

続いて『二つ折り札入れ』(幅11.3×高さ9.6×厚み2.7cm・約86g・希望小売価格 税込14,300円・発売中)。収納は、札入れ(仕切り付)×1、小銭入れ(仕切り付)×1、カードポケット×4、ポケット×3。カードは少なめな人にぴったりな仕様だ。

こちらも丈夫な革を使っているので全体的に硬め。二つ折り財布はとくに裁断面や縫い糸が気になるのだが、流石は池田屋クオリティ。合わせ面は綺麗に処理されているし、縫い糸の処理もとても丁寧。曲線部の革のしわ(小銭入れのふたの隅)も、芸術的な加工がされている。

小銭入れはボタン式となっており、すぐに開けられる。革の色に合わせた色合いの裏地が見えるのも、渋みが増して良いアクセントだ。

お札や小銭入れ、カード収納部も少し大きめの開口部となっており、出し入れがしやすくなっている。

周囲の人から外も中も見えやすい二つ折りだからこそ、ステッチのカラーやうつくしさにはとくにこだわりたい。12種類の豊富なカラーバリエーションが、あなたの遊び心をうまく表現してくれるはずだ。男性・女性問わずに使用できるサイズとデザインで、カラーバリエーションも豊富なので、お気に入りの財布に出会えそうだ!
■ほかにはない革財布だからプレゼントにもぴったり!
さまざまな革財布がある中で、独自の革を使っている「ランドセルの革小物」シリーズ。似たようなデザインでも、革の質や頑丈さは唯一無二のもの。記者も使ってすぐにその違いを体感することができた。他にはない財布だからこそ、大切な誰かのためにプレゼントしてみるのもいいかもしれない。
商品は、池田屋直営店、オンラインショップにて販売中。
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