コンクリートやタイル、金属などを、がっちりくっつけたい。そんなときに活躍するのが高強度・耐久性を誇る『ボンド クイックメンダー』だ。
■硬化開始まで約5分!粘度が高く高接着!
コニシ株式会社(大阪府)は、”ボンド 木工用”シリーズなどを手掛けている接着剤の総合メーカー。接着剤を柱に、化成品事業や土木建設工事事業など、幅広い事業を展開している。
今回紹介するのは、金属やコンクリート、陶磁器など固い素材の接着に最適な『ボンド クイックメンダー』(各10g合計20gセット・参考小売価格 税込790円・発売中)。接着後の強度が高く耐水性・耐久性に優れた優れた2液混合型のエポキシ系接着剤である。
使用できる素材は、金属・コンクリート・ブロック・タイル・陶磁器・木など。接着はもちろん、充てんやはがれ、割れ補修といった用途に活用できる。
A剤とB剤を混ぜてから硬化開始時間は5分。実用強度までの時間は、春夏秋は約60分、冬は3時間と早いのも大きな特徴だ。長時間固定する必要がないので効率よく作業できる。
■高粘度でたれにくい、ヘラで伸ばしやすく、広げやすい! 硬化後は安心の接着力
それでは、早速その接着力や使い心地をたしかめてみよう。
まずは下準備。容器や紙の上に2種類の液を同量出し、
付属のヘラで均一になるまで混ぜる。A剤とB剤を等量で混ぜないと、硬化しない・強度がでないので注意。
均一になったらヘラで塗布する。粘りのある硬めのテクスチャだが、伸びがよく垂れにくいのでかなり塗りやすい。
凹凸やすき間がある場合は空間ができないように注意しながら両面に塗っていく。
タイルは接着面が広く、固定してから15分もすればほぼ固まっていた。これはかなり早い。ためしに剥がしてみようと手で力を入れてみたが、先にタイルが割れそうなほどの強力接着だ。
正直かなり驚いているというのが素直な感想。伸びがよくコンクリートの板に塗りやすかったので、液体っぽいという観点から接着力には少し不安が残っていた。
硬化後の樹脂は硬質のゴムのようになっており、充てんにもぴったり。ざっくりとした形成もできた。硬化後もカッターでカットできたので、はみ出た部分はきれいに仕上げられそうだ。ポストや表札の接着、外壁や石材部分のカケ・割れの補修など、見た目を意識したい個所にも使ってみたい。
ホームセンター、SM、ネット通販などで発売中。
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