『週刊プレイボーイ』のグラビアに登場した青島 心
『仮面ライダーギーツ』(テレビ朝日系、毎週日曜9時~)にツムリ役で出演し、作中での存在感も増してきた青島 心(あおしま・こころ)が、5月8日(月)発売『週刊プレイボーイ21号』のグラビアに登場。凜として、みなぎって。
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■面と向かって話すのに3ヵ月もかかりました
――『仮面ライダーギーツ』の放送開始から約8ヵ月。ご自身で、何か変化は感じますか?
青島 性格が明るくなった気がします。もともと人見知りだし、自分の意見を主張するのが苦手なタイプだったんですけど、『ギーツ』が決まってから、こうした雑誌での取材も増えて、人見知りなんて言っていられなくなって。「短い時間でも自分を知ってもらわないともったいない」と、緊張する場面が減ってきたように思います。
――ほかのキャストの皆さんとは仲良くなれました?
青島 最初は、周りが打ち解けていくスピードについていけなかったんです。
ただ人より時間はかかっているものの、今ではみんなと仲良しです。一応、レギュラーメンバーの中では年上なほうなんですけど、感情が表に出やすいからか、一番年下みたいになっていますね(笑)。
――感情が出やすいというと?
青島 難しいシーンで一発OKが出るとわかりやすいくらいご機嫌になりますし、現場にキッチンカーが来て焼き肉弁当を用意してくださったときなんて、誰よりもテンションが高かったです。「ヤバい! 早く食べに行こう」って、みんなの手を引いていました(笑)。
――落ち着いた印象があったので、ちょっと意外です(笑)。
青島 私も、人前でここまで感情を出せるようになるとは思ってもいませんでした。昔はもっと遠慮がちだったのに。自分でもビックリするほどの変化ですね。
――作中で青島さんが演じているツムリも、「デザイアグランプリ(作中で開催される生き残りゲーム)」のナビゲーターとして、ゲームに参加する仮面ライダーたちをサポートする役回りですが、話が進むにつれて、徐々に自分の感情をあらわにするシーンが増えてきましたね。
青島 公正中立に仮面ライダーたちを支えるのがツムリの役割なので、どうしても周りを優先しがちになるのですが、心の内では譲れないものをちゃんと持っているんですよね。そういう性格は、スゴく私と似ているというか。
――青島さんの変化とともに、ツムリも変化していると。
青島 キャストの些細(ささい)な変化にすぐ気づいてくださるスタッフさんに囲まれて撮影しているので、私に限らず、本人の人柄が役に反映されている部分はある気がしますね。でも私は、まだツムリほど堂々と自分の意見を相手に伝えられないところがあって。
先日、キャストの方とお芝居に関して意見がぶつかったとき、プロデューサーさんに「黙っていないで自分が持ってきた意見を伝えたら? 正直に言わないと溝は埋まらないよ」と、ハッキリ言われてしまったんですよね。
――伝えられないのはどうしてでしょう?
青島 考えすぎちゃう性格なんです。
――青島さんって、お芝居にスゴく真面目ですよね。仮面ライダーの現場はスケジュールも過酷と聞きますが、息抜きはできてます?
青島 ここ最近は、日が昇らないうちに家を出て丸1日撮影という日々ですが、撮影終わりに〝ひとり深夜ラーメン〟に行ったり、「DAZN(ダゾーン)」の見逃し配信で、子供の頃から大好きな阪神タイガースが勝った試合を見たりしている時間は、息抜きになっていますね(笑)。
ただ、これだけお芝居漬けの日々を送れているのは、私にとって、この上ない幸せなんです。大変さも含めて、今が一番楽しいです。
(スタイリング/柾木愛乃 ヘア&メイク/山本夏未)
●青島 心(あおしま・こころ)
1999年5月19日生まれ 静岡県出身
身長166㎝ 血液型=A型
特技=少林寺拳法
○『仮面ライダーギーツ』(テレビ朝日系、毎週日曜9:00~)にツムリ役で出演中。2015年「第23回ピチレモン専属モデルオーディション」でグランプリを受賞、モデルとしての活動をスタートした。17年、『絶狼〈ZERO〉-DRAGON BLOOD-』(テレビ東京)のヒロイン役で初のドラマ出演。
公式Twitter【@kokoro_aoshima】
公式Instagram【@kokoro_aoshima】
青島 心デジタル写真集『祝日』 撮影/東 京祐 価格/1100円(税込)
取材・文/とり 撮影/東 京祐