ユヴェントスを指揮するマウリツィオ・サッリ監督が、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの共存について本音を語った。10日、スペイン紙『アス』が報じている。


 サッリ監督は、チームの2大エースの共存に頭を悩ませているようだ。昨季C・ロナウドがユヴェントスに加入すると、前シーズンに全大会合計26ゴールを決めていたディバラはそれをわずか10ゴールにまで落とすなど、不振に陥った。サッリ監督が就任した今季もいまだベストフォームを取り戻したとは言い難く、多くの人々が2人の共存は難しいのではと考えているなか、当の指揮官も難しさを感じていることを明かした。

「ディバラはすさまじい選手だ。問題なのは彼とクリスティアーノをピッチで共存させることだ。彼ら2人を一緒にプレーさせるのは簡単ではない」

「だがこのレベルのクオリティーを備えた選手が2人もいるなら、チームにいる他の選手はそれを埋め合わせなければならない。
攻撃面、守備面の両方においてね」

「反対側のペナルティエリアに少し人が足りなくなってしまうリスクもあるが、すべてはとても嬉しい悩みだよ」

 ユヴェントスはワールドクラスの能力を持った2人を生かし、セリエA優勝、そして悲願のチャンピオンズリーグ制覇を勝ち取ることができるだろうか。