スペインのラジオ局『カデナ・セル』が、リオネル・メッシが2021年6月にバルセロナを退団する可能性について報じた。

 メッシとバルセロナの現行の契約は2021年6月までとなっており、双方は先月、契約更新に向けた話し合いをスタートさせていた。


 しかし、キケ・セティエン監督をはじめとするチームスタッフと選手たちの間の確執が報じられるなど、クラブに関する様々な問題がリークされる現状を鑑み、また彼には無関係の問題まで責任を負わされることに心を痛め、メッシ自身の意向により交渉が一時ストップしているという。

 メッシは常々「バルセロナが望む限り、このクラブでプレーする」と語っていたが、最近はロッカールームの自身に近しい関係者に「自分がクラブにとっての問題になりたくない」と漏らしているという。また、タイトル獲得に向けたプロジェクトを描けていないクラブに対しても不満を抱きつつあるそうだ。

『カデナ・セル』は「現時点におけるメッシの考えは、クラブとの契約を2021年に終了させ、バルセロナを退団することだ」と結論付けている。