ユヴェントスは7日、シャルケから1年間のローン移籍で獲得したアメリカ代表MFウェストン・マケニーの入団記者会見を行った。移籍自体は8月29日に合意に達しており、契約期間は2021年6月30日まで。
レンタル料は450万ユーロ(約5億6,500万円)で、出場試合数によって1,850万ユーロ(約23億2,100万円)の買取義務が発生する。背番号は、2019-20シーズンまでフランス代表MFブレーズ・マテュイディが着けていた「14」に決まった。

 現在22歳のマケニーは、シャルケのユースチーム出身。2017年5月にトップチームに登録されると、これまでに公式戦91試合に出場し5ゴール7アシストをマークしている。

 ユヴェントス初のアメリカ人選手となったマケニーは、入団記者会見で喜びを隠さずに語った。

「この素晴らしい歴史を持つクラブでプレーするのは、考えただけでもエキサイティングだね。
僕は、ドイツでの幼少期にサッカーを始めたんだ。アメリカンスポーツよりもサッカーを選んで、結果としてここまで来ることができた」

「ユヴェントスに来るのに、誰かの説得なんて必要なかったよ。ここでプレーするのが夢だったからね」

 マケニーは、自らの長所を「ボールを奪い返す能力だね。(アンドレア・)ピルロ監督もその部分を評価してくれた」と説明。「クリスティアーノ・ロナウドと一緒にプレーすることで、彼の動きや働きぶりを間近で見ることができる。僕にとって非常にためになるよ」と、偉大なるエースとの共闘に胸をときめかせた。