ブレーメンは6日、日本代表FW大迫勇也の移籍についてドイツ国外のクラブと交渉をしていることを報告した。

 クラブ公式Twitterは、「クラブはオオサコの移籍について国外クラブと交渉中です。
選手は現在交渉のためチームを離れています」と大迫が移籍に向けて離脱していることを発表。また、「内転筋の問題により、DFBポカール1回戦のメンバーから外れる予定でした」と、もともと負傷の影響で今シーズン初戦(7日のオスナブリュック戦)を欠場する予定だったことを明かした。

 交渉中のクラブについては明かされていないものの、Jリーグ復帰が噂されている。ドイツ紙『ビルト』は前日の5日に大迫の移籍について報道。「ヴィッセル神戸への移籍間近で、すでにチームメイトにお別れを言った」と伝えていた。

 現在31歳の大迫は鹿島アントラーズ、1860ミュンヘン、ケルンと渡り歩いて、2018年夏にブレーメンに移籍した。
ブレーメンでは公式戦87試合に出場し、15得点を記録。2020-21シーズンはチームが不調の中、出場機会に恵まれず、ブンデスリーガ24試合出場でノーゴールに終わっていた。マルクス・アンファング新監督のもと、2部で戦う今シーズンは開幕2試合連続で先発出場したものの、本職のFWではなく中盤での起用だった。