ベティスは6日、元スペイン代表MFホアキン・サンチェスと2023年6月30日まで契約を延長したことを発表した。

 現在40歳のホアキンはベティスの下部組織出身で2000年8月にトップチームデビューを果たすと、2004-05シーズンのコパ・デル・レイ(国王杯)優勝に大きく貢献した。
2006年夏から5シーズンに渡ってバレンシアでプレーした後、マラガとフィオレンティーナを経て、2015年夏にベティスに復帰。2019-20シーズンには38歳140日でハットトリックを達成するなど、衰えを感じさせないプレーを見せている。ベティス在籍12シーズンで公式戦451試合に出場し61ゴール44アシストを記録。またラ・リーガ通算試合出場数「600」を誇っており、アンドニ・スビサレッタ氏が保持する通算622試合出場に次ぐ歴代2位となっている。

 2021-22シーズン限りでの現役引退の意向を示していたホアキンだったが、国王杯・準決勝セカンドレグ ラージョ・バジェカーノ戦では値千金のゴールをお膳立てすると、決勝戦でもチームを勝利に導く活躍。ベティスで2度目となる同大会優勝を達成したホアキンは、後日に行われた優勝祝賀会で現役続行を宣言していた。