アトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、自身の将来について言及した。17日付けでスペイン紙『アス』が報じている。


 現在32歳のグリーズマンは昨シーズン、リーグ戦38試合出場15ゴール16アシストというパフォーマンスを見せてチームを牽引。背番号を「7」に変更して迎えた今シーズンも、さらなる活躍が期待されている。

 そんな同選手はかねてよりアメリカンスポーツ好きを公言しており、キャリアの晩年にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)への移籍も視野に入れていることを示唆していた。現在はバルセロナでチームメイトだったFWリオネル・メッシがインテル・マイアミで活躍を見せているが、そのプレーを見たことがあるか問われたグリーズマンは「もちろんあるよ。レオ・メッシは歴史上最高の選手の一人だ。彼がプレーすれば、スタジアムは満員になる」とコメント。


 また、「彼は信じられないほどの選手だし、MLSがレオと契約したことは最高のことだと思う。彼はアメリカサッカーの象徴になれるだろう。トップのクオリティを誇る選手と契約することで、リーグをより大きく、より強くすることができるからね」と続け、移籍後6試合で9ゴール1アシストと躍動するメッシを称えた。

 スペイン紙『アス』は「グリーズマンがMLSに到着する頃、メッシは移籍しているかもしれない」と締め括ったが、両者が今後アメリカの同じピッチに立つ日が来るのか、注目を集めているようだ。