1965年9月25日生まれの長谷川監督は現在58歳。
しかし今夏、FWマテウス・カストロの退団が重くのしかかることに。8月中旬から下旬にかけては首位追撃のチャンスを逃しただけではなく、現実的に国内3冠を狙える唯一のチームだったが、天皇杯敗退によりその可能性が潰えた。さらに9月以降もリーグ戦では勝ち切れず、優勝戦線からも離脱。一方で、新戦力と現有戦力の融合という試行錯誤を繰り返しつつ、JリーグYBCルヴァンカップではベスト4に進出している。
まずは5つ目の“輝く星”を手に入れ、そして勝負の3年目となる来シーズンに臨むことはできるのだろうか。また、来シーズンより名古屋グランパスU-18における“黄金世代”の軸を担ったMF倍井謙(関西学院大学)とMF榊原杏太(立正大学)が帰還するわけだが、就任以降起用し続けたDF藤井陽也を日本代表に送り込んだように、同指揮官が若手の才能を開花させることにも期待だ。