セレッソ大阪に所属するFW木下慎之輔が、ガイナーレ鳥取に育成型期限付き移籍することが決定した。29日、両クラブが発表している。
なお、移籍期間は2024年4月29日から2025年1月31日までとなり、同選手は契約により期間中にC大阪と対戦するすべての公式戦に出場できない。

 2004年5月9日生まれで現在19歳の木下は、セレッソ大阪U-18から2023年にトップチームに昇格した。2022年にはU-18日本代表に選出された経歴を持っている。しかし、2022年に前十字じん帯断裂の大ケガを負い、昨年9月には右大腿二頭筋腱損傷のため手術を受けたことでここまで出場機会はなかった。

 育成型期限付き移籍が決定した木下はC大阪のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「この度、ガイナーレ鳥取に期限付き移籍することになりました。
去年から今年にかけて怪我ばかりで、チームに貢献できなかったことを申し訳なく思っています。鳥取で成長して、大きくなった姿を見てもらえるよう頑張って来ます。セレッソ大阪の活躍をこれからも応援しています!」

 そして、30日のトレーニングから合流することを明らかにしている鳥取は木下のプレーの特徴について「裏抜け、ドリブルを得意とする得点力のあるFW」と紹介。同選手は同クラブの公式サイトでは以下のようにコメントしている。

「この度、セレッソ大阪から加入する事になりました、木下慎之輔です。シーズン半ばでの加入になりますが、一日でも早くチームに馴染み、J2昇格の力になれるよう頑張りますので、宜しくお願いします!」