現在35歳のレヴァンドフスキは、母国であるポーランドのクラブでのプレーを経て2010年7月にドルトムントへと加入し、ブンデスリーガ2連覇やチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出などに貢献。2014年7月にはバイエルンに完全移籍すると、在籍した8年間で公式戦375試合出場344ゴールをマークして、8度のブンデスリーガ制覇やCL制覇など数多くのタイトル獲得に導いた。2022年7月からプレーするバルセロナでも絶対的なストライカーとして活躍。今シーズンもここまで公式戦44試合に出場し、23ゴール9アシストを記録している。
バルセロナとの現行契約が2026年までとなっているレヴァンドフスキだが、一部メディアは高額な年俸や年齢による影響で今シーズン終了後の退団の可能性を報道していた。しかし、インタビューに応じた同選手は、「この夏にバルサを去ることは僕には絶対にあり得ないし、それは議論する話題ではない」とコメント。
また、「もちろん、いつかバロンドールを受賞したいと思っていた。このトロフィーがまだないことに怒っているわけでも、悲しいわけでもない。しかし、僕の気持ちとしては、どちらかの年に僕の番が回ってくるはずだったんだ」と新型コロナウイルスの影響で空位となった2020年か、リオネル・メッシが受賞した2021年に自身がバロンドールを受け取るべきであったと主張。続けて、「2020年の“回顧賞”の噂があるのは知っている。