チャンピオンズリーグ(CL)・準決勝ファーストレグが4月30日に行われ、バイエルン(ドイツ)とレアル・マドリード(スペイン)が対戦した。試合は、押し込まれる時間が続いていたレアル・マドリードが、 24分にヴィニシウス・ジュニオールの得点で先制に成功。しかし、53分にレロイ・サネが豪快な一撃を決めると、直後の57分にはハリー・ケインがPKを沈めてバイエルンが逆転する。それでも、83分にヴィニシウスがPKで2得点目を挙げ、2-2のまま試合は終了した。
試合後のインタビューに応じたトゥヘル監督は、「最初の10分か15分はとてもいいスタートだったし、すぐにリードを奪うべきだった。その後、自分たちのプランが守られず、試合展開がどんどん遅くなり、どんどん不安定になっていった。
また、先制点を奪われたシーンに対しては、「(キム・)ミンジェはアタックに積極的になるべきではない」と前がかりになったことで背後を取られた同選手に苦言を呈し、「もし彼が出て行って、他の誰かが彼の後ろに走り込んでいたなら、それでもいい。しかし、あの状況では彼はあまりにも貪欲すぎる。ボールへのプレッシャーもない。