レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、バイエルン戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。


 チャンピオンズリーグ(CL)・準決勝ファーストレグが4月30日に行われ、レアル・マドリードは敵地でバイエルンと対戦。24分にトニ・クロースのスルーパスからヴィニシウスが先制点を決めると、53分と57分に立て続けに失点して逆転を許したものの、83分にヴィニシウスがPKを決めて、試合は2-2のドローに終わった。

 2ゴールを決めてこの試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたヴィニシウスは試合後、「僕たちは常に勝つためにプレーするし、勝ちたいと思っているけど、チャンピオンズリーグがどのようなものかは知っている」と振り返りながら、次のように続けた。

「ボールをあげることはできないし、ゴールを許すこともできない。なぜなら、常にトップなライバルが付け入るからね。この結果を受けた今、僕たちは頭をスッキリさせて、今の状況に満足して、セカンドレグまでにできるだけ休む必要がある」

 また、ヴィニシウスは「クロースがくれたパスはなんという素晴らしい贈り物だっただろう」と先制点に繋がった絶妙なスルーパスを送ったクロースを絶賛しつつ、「トレーニングではよくこのことに取り組んでいる。
彼と僕は本能的にお互いを本当に理解している。これからは僕たちのファンが鼓舞してくれて、勝利を助けてくれることになるだろう。サンティアゴ・ベルナベウでは魔法の夜にしなければならない」と8日に行われるセカンドレグへの意気込みを語った。


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