昨夏にバルセロナからジローナにレンタル加入すると、ミチェル監督が志向するボール保持のスタイルに、ラ・マシア産CBは抜群の適応力を見せた。3バックの右または、右サイドバックとしてもプレーし、ここまで公式戦28試合に出場。最終ラインから攻撃の始まりを担うなど欠かせない存在となり、クラブ史上初の欧州大会出場決定に大きく貢献している。
今シーズンも残すはあと1カ月と終わりが近づく中、それに伴うようにE・ガルシアの去就に関する注目度も高まりつつある。「一旦、バルセロナに戻ることになる。契約があるからね」と語った同選手は、自身の将来について「今のところは、バルセロナに戻る。
そんなE・ガルシアは、今週末のラ・リーガ第34節でバルセロナと対戦する。
以前、スペイン紙『マルカ』は「(パウ・)クバルシの台頭は、センターバックのポジションがひとつ減ることを意味する」と同ポジションの層の厚さが復帰を複雑化させると指摘していただけに、今週末の試合がE・ガルシアにとって試金石となるに違いない。