広島はACL2でここまで4勝1分無敗と圧倒した成績を残し、すでにグループE首位通過を決めている。
試合が動いたのは10分、先制はアウェイの東方だった。広島の前線からのプレスを回避すると、左サイドをウー・ユーシーがドリブルで突破。個人技で局面を打開して、左足を振り抜くと、鋭いシュートはゴールに突き刺さった。広島は立ち上がりに失点を喫してしまう。
それでも広島の“バンディエラ”がチームを救う。36分、志知孝明のミドルシュートをGKが弾くと、こぼれ球に反応したのは青山。素早くゴールへと押し込み、同点ゴールを奪った。前半は1-1で折り返す。
後半に入ると、猛攻を続けていた広島が逆転に成功する。53分、越道草太が右サイドを突破してクロスを上げると、ゴンサロ・パシエンシアがヘディングでゴールを奪った。
その後、終了間際の90分には、スルーパスに反応した柏がGKと一対一を迎えたが、惜しくも得点を奪うことはできず。試合はこのまま4-1で終了。広島はACL2グループステージを5勝1分無敗で終え、逆転優勝がかかる8日のJ1最終節、ガンバ大阪戦へ臨むことになった。
【スコア】
サンフレッチェ広島 4-1 東方
【得点者】
0-1 10分 ウー・ユーシー(東方)
1-1 36分 青山敏弘(広島)
2-1 53分 ゴンサロ・パシエンシア(広島)
3-1 57分 中島洋太朗(広島)
4-1 73分 ピエロス・ソティリウ(広島)
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