今オフはGK守田達弥(←柏レイソル)、DF中村帆高(←FC東京)、DF菊池流帆(←ヴィッセル神戸)、DF岡村大八(←北海道コンサドーレ札幌)、MF前寛之(←アビスパ福岡)、FW西村拓真(←横浜F・マリノス)といったJリーグでの実績十分の実力者たちを獲得。またGKカウン・ゼン・マラ(←産業能率大)、MF真也加チュイ大夢(←町田ユース)、MFチャ・ジェフン(←中京高)、FW桑山侃士(←東海大)と4名の新卒選手を迎えた。
原フットボールダイレクターは「チームの好成績クラブの文化が認知され、非常に多くの選手に関心を持っていただけました。それと同時に、これまで以上の質を求める場合は、多くのライバルクラブと競合することになります。取りづらいということではないですが(ライバルクラブと)競合するフェーズに入った。一昨季、昨季と比べると、そういった印象があります」とクラブとしての成長を実感しつつ、点数を付けるなら「80~85点くらい」とここまでを総括した。
また今オフの町田にとって大きなトピックスとなったのが、期限付き移籍でプレーしていた選手たちの完全移籍移行だ。GK谷晃生はガンバ大阪からの期限付きで37試合に出場。昨季最少失点のチームを支えた。8得点を決めた長身FWのオ・セフン、昨夏加入で瞬く間にフィットしたMF白崎凌兵は、いずれも清水エスパルスからの期限付き移籍だった。今オフには3選手の完全移籍移行に成功している。
谷については「ガンバさんとは昨季の時点で完全移籍という話はできていた」と手応えがあった一方、「困難を極めた」というのがオ・セフンだ。