レスターに所属するイングランド人FWジェイミー・ヴァーディが偉大な記録を打ち立てた。

 プレミアリーグ第23節が現地時間26日に行われ、レスターは敵地でトッテナムと対戦した。
33分に先制点を献上したものの、後半開始早々の46分に左からのクロスに詰めたヴァーディがネットを揺らし試合は振り出しに。わずか4分後にビラル・エル・カンヌスが美しいミドルシュートを突き刺すと、その後はホームチームの反撃を抑え、2-1で逆転勝利を飾った。

 連敗ストップに大きく貢献したヴァーディだが、この日の同点弾は今シーズンのプレミアリーグでの通算7ゴール目に。ここまで3アシストもマークしているため、得点への直接関与数が「10」に到達することとなった。データサイト『Squawka』によると、37歳以上の選手がプレミアリーグの1シーズンで10ゴール以上に直接関与したのは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現:アル・ナスル)、元ウェールズ代表MFライアン・ギグス氏らに次いで史上5人目だという。

 ヴァーディは1987年1月11日生まれの現在38歳。2012年夏にレスターへ加入すると、2015-16シーズンの“奇跡”のプレミアリーグ制覇に大きく貢献。2019-20シーズンにプレミアリーグで得点王に輝き、昨シーズンもチャンピオンシップで18ゴールをマークするなど、エースストライカーとして活躍し続けており、クラブでの通算得点数は「198」にまで上る。

 大ベテランの域に達しているヴァーディだが、ゴールへの鋭い嗅覚は未だ健在のようだ。


【ハイライト動画】レスターがトッテナムに逆転勝利!

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