セレッソ大阪は30日、同クラブのアカデミー出身でトップチーム選手として長きに渡りプレーし、2024シーズン限りで現役を引退した丸橋祐介氏が2025シーズンよりセレッソ大阪のアンバサダーに就任することを発表した。

 現在34歳の丸橋氏は、セレッソ大阪のユース出身で、2009年にトップチーム昇格を果たし、通算在籍15年でクラブ公式戦通算485試合に出場し27得点61アシストを記録。
また、2017シーズンにはクラブ史上初優勝となったルヴァンカップと天皇杯の“2冠”にも貢献した。

 2023年には同年5月までパトゥム・ユナイテッドFC(タイ)への期限付き移籍も経験し、2024年はサガン鳥栖に完全移籍で加入。2024明治安田J1リーグで21試合に出場したが、今月21日に昨シーズン限りで現役を引退することが明らかになっていた。

 セレッソ大阪のアンバサダー就任が決定した丸橋氏はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「この度、セレッソ大阪アンバサダーに就任することになりました。丸橋祐介です。アカデミーからトップチームの選手でプレーした自分だからこそ、セレッソ大阪の魅力を伝えられる役割を担えると思います。セレッソ大阪をもっと知ってもらえるように、そしてスタジアムに足を運んでもらえるように、セレッソファミリーの皆さんと共に盛り上げていきましょう。よろしくお願いします」

 なお、セレッソ大阪はアンバサダーの役割について「夢・希望・感動にあふれたスポーツ文化の振興と地域社会の発展に貢献するため、クラブの大使としてサッカーの普及活動(セレッソ大阪サッカースクールでの指導及び各種巡回指導など)、クラブの広報、ホームタウン活動、クラブパートナー・スポンサーやファン・サポーターとのコミュニケーション等を行います」と紹介している。
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