『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが報じたところによると、プレミアリーグのクラブは今冬の移籍市場で総額3億7000万ポンド(約713億円)程度を支出したとのこと。
クラブ別に見ると、シーズン前半戦に極度の不振に陥ったマンチェスター・シティが最多の1億8000万ポンド(約347億円)を支出。RCランスからウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ、フランクフルトからエジプト代表FWオマル・マーモウシュら即戦力を補強し、移籍市場最終日には負傷離脱中のスペイン代表MFロドリの代役としてポルトからスペイン人MFニコ・ゴンサレスを獲得した。
選手別に見てもマーモウシュの6320万ポンド(約122億円)が1位、ニコ・ゴンサレスの5000万ポンド(約96億円)が2位、フサノフの3350万ポンド(約65億円)が3位とトップ3をマンチェスター・シティが占めることとなった。4位にはマンチェスター・ユナイテッドがレッチェから2960万ポンド(約57億円)で獲得したデンマーク代表DFパトリック・ドルグが入っている。
クラブ別では、総額4260万ポンド(約82億円)を支払ったウルヴァーハンプトン(ウルブス)がマンチェスター・シティに次ぐ2位となっており、その後はブライトン、マンチェスター・ユナイテッド、イプスウィッチ、トッテナムと続いている。
アストン・ヴィラはオランダ代表FWドニエル・マレンやイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード、スペイン代表FWマルコ・アセンシオら実力者を多く獲得したが、レンタルを多用していることや、コロンビア代表FWジョン・デュランをアル・ナスルに売却したことにより、収支は6800万ポンド(約131億円)のプラスになっているようだ。