スチッチは20日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・決勝トーナメントプレーオフ・セカンドレグのミッティラン戦にスタメン出場。
だが、同試合の後半キックオフ直後、敵陣へボールを奪いに行こうとした際、相手選手との交錯で右ひざを負傷。最終的には自らの足で歩いてピッチを後にし、スペイン人MFパブロ・マリンと交代していた。
同試合の翌日、レアル・ソシエダはスチッチのメディカルレポートを発表。スチッチはミッティラン戦で右ひざを捻っており、検査の結果、内側側副じん帯の損傷が確認されたという。
クラブからは具体的な離脱期間は明かされておらず、回復の経過次第でピッチに戻ってくることのみが伝えられている。一方で、スペインメディア『マルカ』は、スチッチの離脱期間が数週間に及ぶと指摘。少なくとも、今月26日に控えたホーム開催のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝ファーストレグ・レアル・マドリード戦、そして3月6日と13日にホーム&アウェイで行われるヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16のマンチェスター・ユナイテッド戦は欠場する可能性が濃厚だという。
現在22歳のスチッチは、昨年夏の移籍市場でザルツブルクから完全移籍加入。開幕直後の数試合はベンチを温めたものの、時間の経過とともに“インテリオール”で不動の立ち位置を築き、ここまで行われた公式戦27試合の出場で3ゴール2アシストを記録している。
今後数週間、国内外のカップ戦を中心に重要な試合が続くレアル・ソシエダにとっては、大きな痛手となりそうだ。
【ハイライト動画】スチッチは2ゴールでソシエダ大勝の火付け役となったが…