ノッティンガム・フォレストを率いるヌーノ・エスピリト・サント監督が、失速傾向にあるチームの現状について言及した。25日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。


 ここまで26試合を消化したリーグ戦で14勝5分7敗を記録し、勝ち点「47」の3位につけるノッティンガム・フォレスト。ヌーノ監督の下で2年目を迎えた同クラブは今季開幕直後から順調にポイントを積み上げており、マンチェスター・シティなどのビッグクラブを上回る成績を収めながらプレミアリーグで躍進を見せている。しかし、先月25日の第23節ボーンマス戦で0-5の大敗を喫すると以降は失速傾向に。続くブライトン戦では7-0の大勝を飾ったが、その後から現在までリーグ戦2連敗と苦しんでいる。

 上位争いが熱を帯びるなか、次節に2位アーセナルとの直接対決へ臨むノッティンガム・フォレスト。会見に出席した指揮官は「数名の選手の状態を確認する必要がある。軽いケガを抱えている選手もいるので、試合に向けてどの程度準備が整うかを見極めたい」と口に。直近のリーグ戦4試合で3敗を記録している点に対しては「これがサッカーの現実だ。私たちの道のりの一部であり、浮き沈みはつきものだよ。常に良いパフォーマンスを発揮できるわけではなく、時には相手が我々よりも優れていることもある。それだけの話だ。大事なのは今どう反応するかだ」と冷静に語った。


 また、「“次の試合に集中すること”、それが私たちの考えだ。どの順位にいようとプレミアリーグでは常にポイントを狙いにいかなければならない」とコメント。欧州大会への出場権獲得を狙える位置ではあるものの、「我々の目標は前の試合よりも良いパフォーマンスを発揮すること。そして、それを土台にシーズン最後まで戦い抜くことだ。それこそが、この試合から得たいものだ」とアーセナルへの決意を述べている。
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