レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16で対戦するバイエルン戦を前に、緊張感を高めた。

 2022年の10月にレヴァークーゼンの指揮官に就任にしたシャビ・アロンソ監督は、バイエルンに対し公式戦6試合で3勝3分けと勝ち越している。
ブンデスリーガでは現在、両者の勝ち点差は「8」と、レヴァークーゼンがバイエルンを追う構図となっている。

 そしてCLでは、この2チームがラウンド16で早くも相まみえることになった。シャビ・アロンソ監督はバイエルン戦を前に「我々は大きな敬意を払う必要がある。ミュンヘンで1試合、ホームで1試合の計2試合を戦うことになる。しかし我々は冷静だ」と、2日、『スカイスポーツ』ドイツ版に語った。

 今シーズンは、リーグ戦の2試合でどちらも引き分けに終わり、DFBポカールではラウンド16でバイエルンを下したレヴァークーゼン。シャビ・アロンソ監督は「再びバイエルンと戦える力があることを証明したい」と意気込み示した。

 現役時代にバイエルンやレアル・マドリード、リヴァプールでCLを経験してこともあり、同監督は「CLとブンデスリーガがまったく違うことは理解している」と語る。さらに「CLはいつも少しだけ感情的になる。感情をコントロールすることが大切で、5分でも調子が悪ければ、試合が終わってしまう」と緊張感を漂わせた。

 レヴァークーゼンは日本時間3月6日5時に、敵地アリアンツ・アレーナでバイエルンとCLラウンド16の1stレグを戦う。
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