リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督がパリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。11日、欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが同監督のコメントを伝えている。


 チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグが11日に行われ、リヴァプールはホームでPSGと対戦した。リーグフェーズを首位で突破したリヴァプールは、迎えたアウェイでのファーストレグを1-0で勝利。しかし、本拠地での第2戦は立ち上がりの12分にウスマン・デンベレから先制弾を奪われてしまう。勝負は2戦合計1-1のまま120分を経過し、PK戦に突入。ダルウィン・ヌニェスとカーティス・ジョーンズが連続でストップされ、今大会はラウンド16で敗退が決まった。

 試合後のインタビューに応じたスロット監督は、「私が関わったなかでこれが最高の試合だった。特に先週と比べても、信じられないほど素晴らしいパフォーマンスだったよ」とゲーム内容を称賛。「チャンスを作り出していたのに、気づけば1-0でリードを許してしまった。先週の試合で運を使い果たしてしまったようだね」と語っている。

 一方で、「1-0で負けている状況は、我々にとってもっとふさわしい結果があるように感じた。完璧な試合をしたと思う。ただし、ゴールを決めることを除いてね」と反省点も指摘。
「先週のパリでの試合と似ていた。あのとき彼らは完璧な試合をしたが、延長戦では少しだけ相手のほうが上回っていた」と悔しさを滲ませた。

 また、「今は誰もが落胆すべきだ。ただ、私はこの選手たちをよく知っている。彼らは強いメンタリティを持っている」と精神的な切り替えに対する選手への信頼を強調。「この試合にはサッカーの醍醐味がすべて詰まっていた」と改めて試合を高く評価しつつ、「リヴァプールの立場からすれば、少なくとも90分で引き分けには持ち込みたかった」と口にしている。

【動画】試合のハイライトはこちら!



編集部おすすめ