6月14日から7月13日にかけてアメリカ合衆国で開催される21回目のクラブW杯は、過去の6大陸王者に開催国王者を加えた7クラブによるミニトーナメントを毎年開催する方式から、各大陸内でポイントなどの選出基準を設けて4年に1回、計32チームでグループステージと決勝トーナメントを行う大規模大会にリニューアル。今年はリニューアル後第1回目の大会となる。
『USAトゥデイ』によると、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「米国で開催されるクラブW杯のレガシーとして、試合を開催する11都市それぞれに100万ドルを寄付し、地域の社会貢献プロジェクトを支援する」と発表。クラブW杯を開催する11都市(アトランタ、シャーロット、シンシナティ、ロサンゼルス、マイアミ、ナッシュビル、ニューヨーク/ニュージャージー、オーランド、フィラデルフィア、シアトル、ワシントンDC)はFIFAからの強力なバックアップを受け、大会開催に備える。
なおFIFAは5日(現地時間)までに、クラブW杯と2026 FIFAワールドカップの開催によりアメリカ合衆国で470億ドル(約6兆5800億円)もの経済効果をもたらし、29万人の雇用が創出されるとした。今回の大会には日本から浦和レッズが出場し、シアトルとロサンゼルスでグループステージを戦う。