セビージャは11日に行われたラ・リーガ第31節バレンシア戦で0-1の敗戦を喫した。セビージャはリーグ戦4連敗となり、バレンシアにかわされて13位へと後退。ヨーロッパカンファレンスリーグ出場圏の7位セルタとの勝ち点差は「7」開いており、セビージャが来シーズンの欧州クラブ大会に参加するのはますます困難となった。
この結果を受けて、セビージャの上層部はピミエンタ監督の解任を検討しているようだ。指揮官交代が決まった場合、ホアキン・カパロス氏が有力な後任候補だという。現在69歳のカパロス氏は、2000年7月~2005年6月、2018年4月~同年6月、2019年3月~同年6月にもセビージャのトップチームを指揮しており、実現すれば4度目の就任となる。
ピミエンタ監督はバルセロナのセカンドチームやラス・パルマスなどでの指揮を経て、今年7月からセビージャを率いている。契約は2027年夏までだが、最終シーズンは双方任意であり、セビージャが同監督を解任する場合の給与支払いは、今季残りと来季分が発生すると『アス』紙は伝えている。セビージャは減額に向けて、指揮官およびコーチングスタッフとの交渉に臨むようだ。
【ハイライト】バレンシア 1-0 セビージャ