トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督はウルブス戦を振り返り、敗戦に直結したミスを嘆いた。13日、イギリスメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。


 トッテナムは13日、プレミアリーグ第32節でウルブスと対戦。試合開始直後の2分に先制点を奪われると、38分にはオウンゴールで失点し、2点ビハインドで試合を折り返す。後半にマティス・テルのゴールで反撃に出たトッテナムだったが、その後にミスから2ゴールを許し、最終的には2-4というスコアでウルブスに敗れた。

 試合後、ポステコグルー監督は「残念な結果だ。スタメンを大幅に入れ替えたことを考えれば、概ねまずまずのサッカーができた。我々は試合の大半をコントロールできていた」としつつも、「かなりお粗末な失点をしてしまった。今日は個人のミスもあり、その報いを受けた」と不用意な失点場面を悔やんだ。

 トッテナムは1-2とした後の64分にクリスティアン・ロメロのボールロストから失点。リードを広げられると、再び1点差とした直後にもルーカス・ベリヴァルの不用意なプレーから4失点目を喫するなどミスが目立った。

 しかし、ポステコグルー監督は「彼らはわざとミスを犯しているわけではない。彼らはあのような状況下では非常に頼りになる選手たちだ」と選手たちを擁護。続けて「今日はいつもとは違う出来事が重なり、試合をとても難しいものにしてしまった」と、イレギュラーな展開が続いたことを強調した。


 ミッドウィークに行われるヨーロッパリーグ(EL)を見据えたメンバー構成で試合に敗れたトッテナムは次戦、17日に行われるEL準々決勝セカンドレグでフランクフルトと対戦する。


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