アーセナルがイングランド代表FWブカヨ・サカとの契約延長に近づいているようだ。13日、アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。


 長くアトレティコ・マドリードの補強戦略を支えたアンドレア・ベルタ氏をスポーツディレクター(SD)に迎え、今夏の移籍市場に向けた準備を着々と進めているアーセナル。ニューカッスル所属のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクやレアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディら複数選手への関心が明らかになる中、現チームの中核を担う選手との契約延長にも着手している。

 その中の一人が今や世界屈指のウイング(WG)に成長したサカだ。アーセナルの下部組織で育った23歳は2018-19シーズンにトップチームデビューを飾り、ミケル・アルテタ監督の下で主力に定着。ここまで公式戦通算254試合に出場し、68ゴール70アシストをマークしている。

 アーセナルは2027年6月末までとなっているサカの契約期間を延長するべく交渉を進行中。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、交渉は順調に進んでおり、2030年夏までの新契約締結に近づいているという。また、イギリスメディア『TBRフットボール』は、契約延長に伴いサカの給与がチーム内最高額まで引き上げられる可能性が高いと報じている。

 なお、アーセナルはフランス代表DFウィリアン・サリバやブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイス、イングランド代表MFマイルズ・ルイス・スケリー、U-21同国代表MFイーサン・ヌワネリとの交渉も進めているようだ。
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