ここまで32試合を消化したリーグ戦で12勝6分14敗を記録し、勝ち点「42」の9位につけるレアル・ソシエダ。
試合は立ち上がりからこう着状態が続き、互いに目立ったチャンスを作れないまま45分間が終了。前半終了時点で互いに3本ずつのシュートを放ったが、枠内数は両者0本と寂しい数字に。久保は積極的なドリブルで攻撃の糸口を探ったものの、決定機を演出できずにゲームはハーフタイムへ突入した。
すると60分、この試合最初のビッグチャンスが久保に訪れる。レアル・ソシエダのスローインでプレーが再開されると、テンポ良くパスを繋いで右から左に展開。ライン際でパスを受けたセルヒオ・ゴメスがアーリークロスを入れ、こぼれ球に久保が素早く反応する。右サイドから走り込んでセカンドボールを回収し、ゴール正面で左足を一振り。グラウンダーでニアを狙ったシュートを放つが、惜しくも枠の右へと外れてしまった。
そんななか、65分にアラベスがゲームの均衡を破る。
結局、そのまま試合は1-0で終了。勝利したアラベスは降格圏からの脱出に成功している。次節、アラベスは来月3日にホームでアトレティコ・マドリードと対戦。レアル・ソシエダはその翌日にホームでアスレティック・ビルバオと対戦する。
【スコア】
アラベス 1-0 レアル・ソシエダ
【得点者】
1-0 65分 ナウエル・テナグリア(アラベス)