現在43歳のエヴラ氏は、2006年1月から2014年にかけて所属したマンチェスター・ユナイテッドで左サイドバックの主力として活躍し、2007-08シーズンのチャンピオンズリーグ優勝や5度のプレミアリーグ制覇に貢献。その後はユヴェントスなどでもプレーし、2018年にプロサッカーキャリアへの別れを告げた。
そんなエヴラ氏は2016年から、プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(PFL)のスター選手で友人のセドリック・ドゥンベとトレーニングを積んできたという。そして、来月23日にパリで行われるPFLヨーロッパへの参戦が決定。対戦相手などは追って発表される。
自身の公式X(@Evra)でMMAデビューを発表したエヴラ氏は、「彼ら(PFL)は私の対戦相手を選ぶだろう…。誰と対戦したいか聞かれた。私はこう答えた。『ルイス・スアレス』」、「ポケットマネーで払うよ。彼は私を噛むこともできる」と綴り、元ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(現インテル・マイアミ)を対戦したい相手に指名した。
エヴラ氏とスアレスは、2011年10月15日のリヴァプール対マンチェスター・ユナイテッド戦で衝突。当時リヴァプールに所属していたスアレスがエヴラ氏に対して人種差別発言をし、スアレスは4万ポンド(約760万円)の罰金と8試合の出場停止処分を受けた。