マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが、アスレティック・ビルバオ戦を振り返った。5月1日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。


 ヨーロッパリーグ(EL)準決勝・ファーストレグが行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でアスレティック・ビルバオと対戦した。試合は30分にカゼミーロの得点でマンチェスター・ユナイテッドが先制に成功。その直後にはラスムス・ホイルンドがボックス内で倒され相手に退場者が生まれ、獲得したPKをB・フェルナンデスが冷静に沈める。数的有利となったアウェイチームは、前半終了間際にもB・フェルナンデスが3点目をマーク。結局、そのまま試合は3-0で終了し、マンチェスター・ユナイテッドが先勝を収めた。

 試合を振り返ったB・フェルナンデスは、「こんなスコアは予想できなかった」と述べつつ、「本当にタフなチームだったし、雰囲気はすごかった。情熱的だとは聞いていたが、ここまでとは思わなかった」とアスレティック・ビルバオに加えて敵地『サン・マメス』を称賛。「この結果は僕たちにとって信じられないほど素晴らしい。後半はもう少しプッシュすべきだったかもしれないが、試合をコントロールできたのは良かった」と手応えを口にしている。

 また、「僕たちはボールを保持し続けることができたし、相手は思ったほどプレスをかけてこなかった。もし彼らがプレスをかけてきたら、そこを突いてプレーできたはず」とゲームを回想。「プレッシャーは感じている」と8年ぶりのEL制覇に向けた重圧を明かした一方で、「しかし、それがフットボールの醍醐味でもあるし、楽しむべきことだ。
引退すればそれも消えて、もっとリラックスできるようになると思う」と語った。

 さらに、センターバックながら華麗な個人技を見せて先制点を演出したハリー・マグワイアについて、「なんというウインガーだ!本人もあんなプレーができるとは思ってなかったはず」とコメント。今回の一戦が開催された『サン・マメス』が決勝の舞台でもあることから、「僕たちはファンにビルバオへもう一度来てもらいたいと思っている」とインタビューを締め括っている。

【動画】アスレティック・ビルバオvsマンチェスター・ユナイテッドのハイライト!



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