現在58歳のロペテギ氏はスペイン人の指揮官で、これまでにラージョ・バジェカーノでコーチや監督を務めたほか、レアル・マドリードのスカウト部門長、カスティージャ(Bチーム)の監督、さらには各年代別スペイン代表の指揮官等を歴任してきた。ポルトでの指揮を経て、2016年夏からはスペイン代表を率いていたものの、FIFAワールドカップロシア2018直前に電撃解任が発表。以降はレアル・マドリード、セビージャ、ウルヴァーハンプトンを経て、昨年夏からウェストハムの指揮官に就任していたが、今年1月に成績不振により解任されていた。
そんななか、ロペテギ氏はカタール代表監督に就任することが決まり、ここまで3勝1分け4敗でグループAの4位につけているFIFAワールドカップ26アジア最終予選の残り試合で代表チームを率いることとなった。
なお、ロペテギ氏の初陣は6月5日にホームで行われるイラン代表戦で、同10日にはアウェイでのウズベキスタン代表戦も控えている。