イギリスメディア『アスレティック』は5日(現地時間)、アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋の去就について指摘した。
冨安にとっての2024-25シーズンは、負傷との戦いに明け暮れた1年だった。
アメリカ合衆国で行われたプレシーズンツアーを右膝の負傷のために欠場すると、2024年10月5日(現地時間)に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦で途中出場して実戦復帰するまで、約2カ月半戦線を離脱した。しかし、冨安はこの試合の後に再び負傷。今年に入り、2月19日(現地時間)にはアーセナルのクラブ公式サイトが冨安の二度目の手術実施、および2025年末を復帰目標に定めたリハビリを開始したことを公式発表した。
結果的に、2024-25シーズンは公式戦1試合のみの出場に終わった冨安。『アスレティック』は、2026年6月30日に契約が満了する冨安の去就について、アーセナル側の視点から次のように指摘した。
「1年間の契約延長オプションが付帯しているトミヤスは、今夏の移籍期間中もケガが回復することがない。この現実を考慮すると、将来的に移籍市場での売却価格を維持するために、(アーセナルが)契約延長オプションを行使することは賢明な判断と言えるはずだ」