マンチェスター・ユナイテッドがブレントフォードに所属するカメルーン代表FWブライアン・ムベウモの獲得に向けて交渉を進めているようだ。25日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。


 ウルヴァーハンプトンに契約解除金の6250万ポンド(約124億円)を支払い、ブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得したマンチェスター・ユナイテッドだが、攻撃陣のさらなる強化を画策。ムベウモの獲得へ本腰を入れ、選手本人も移籍を希望していることが明らかになっている。

 5500万ポンド(約109億円)の初回オファーを拒否されたマンチェスター・ユナイテッドは、6000万ポンド(約119億円)に増額したオファーを提示。この度『ガーディアン』が報じたところによると、移籍金額についてはブレントフォードと合意に達した模様で、現在は追加オプションに関する交渉を進めているという。週給についてはクーニャと同じく15万ポンド(約2980万円)前後になる可能性が高いようだ。

 現在25歳のムベウモはトロワの下部組織出身で、2018年夏にトップチームへ昇格した。1年後にはブレントフォードへ完全移籍加入し、右ウイング(WG)を主戦場にここまで公式戦通算242試合で70ゴール51アシストをマーク。在籍6年目の今シーズンはプレミアリーグで得点ランキング4位タイの20ゴールを挙げた。

 なお、マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督はストライカーの補強も希望しており、ムベウモとの交渉がまとまり次第、クラブがその動きを本格化させる見込みだという。現時点ではフランクフルトに所属するフランス人FWウーゴ・エキティケやスポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュらが獲得候補となっている。
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