ニューカッスルが、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの引き留めに動いているようだ。イギリス紙『タイムズ』が伝えている。


 現在25歳のイサクは母国のAIKでプロデビューを飾り、ドルトムントやレアル・ソシエダを経て、2022年夏にクラブ史上最高額の7000万ユーロ(約118億円)でニューカッスルへ移籍した。今季はクラブにとって70年ぶりの国内タイトルとなるカラバオカップ制覇にも大きく貢献するなど、公式戦42試合出場で27ゴール6アシストを記録した。

 そんなイサクの現行契約は2028年6月30日までとなっているものの、アーセナルやリヴァプール、バルセロナといったクラブから関心が寄せられていることが噂されており、移籍市場が開くたびに去就には注目が集まっている。

 現時点でイサクは移籍の意思を示していないものの、来月初めに他クラブからオファーが届くことを警戒しているニューカッスルは、売却する意向がないため、同選手を引き留めるべく、クラブ史上最高額の年俸を支払う用意をしているという。

 報道によると、ニューカッスルはイサクと新契約を締結するための交渉を開始する準備を整えており、週給15万ポンド(約3000万円)を超える条件を提示する模様で、ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスやイタリア代表MFサンドロ・トナーリ、イングランド代表FWアンソニー・ゴードンといった高額年俸選手たちを上回り、クラブ史上最高額の金額を受け取る選手になることが見込まれているが、果たして同選手と合意に達することはできるのだろうか。
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