ニューカッスルは、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を見据え、プレミアリーグに所属する3選手の獲得を目指しているようだ。26日、イギリス紙『テレグラフ』が報じている。


 ニューカッスルは2024-25シーズンのプレミアリーグで5位に入り、来季のCL出場権を獲得。昨夏は、リーグの定める収益と持続可能性に関する規則(PSR)を遵守するため静かな夏を過ごしたが、今夏は1億5000万ポンド(約295億円)の予算が用意されていることが報じられている。

 そんななか『テレグラフ』の報道によると、ニューカッスルはブライトンのブラジル代表FWジョアン・ペドロ、ノッティンガム・フォレストのスウェーデン代表FWアンソニー・エランガ、そして昇格組であるバーンリーのGKジェームズ・トラッフォードに関心を示している模様。さらに、これらの選手はいずれもエディー・ハウ監督の下でのプレーを望んでいるとも伝えている。

 ニューカッスルはすでに、エランガの獲得に向けてノッティンガム・フォレストに4500万ポンド(約88億円)の移籍金を提示。しかし、同クラブは6000万ポンド(約118億円)を要求しており、提示額は拒否されたという。また、同メディアは、マンチェスター・ユナイテッドがブラジル代表FWマテウス・クーニャ獲得のためにウルブスへ支払った6500万ポンド(約128億円)の契約解除金や、ブレントフォード所属のFWブライアン・ムベウモの6000万ポンドという評価額が、相場の目安になると指摘している。

 なお、3選手の中でも最も獲得に近づいているのがGKトラッフォードのようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、「ニューカッスルとトラッフォードは個人合意に達しており、クラブ間交渉も進展中。数日以内に合意に至る見込み」と伝えられている。
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