リーグ・アンのモナコは1日、バルセロナからスペイン代表FWアンス・ファティを買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。

 バルセロナの下部組織出身のファティは、2019年8月にトップチームデビューを飾った。
2021-22からは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシから背番号「10」を引き継ぎ、その将来には大きな期待が寄せられた。しかし近年は負傷の影響で序列が低下。2023-24シーズンは、ブライトンへレンタル移籍したものの、公式戦30試合で4ゴールに留まり、バルセロナに復帰した今シーズンはわずか11試合の出場に甘んじていた。

 そうしたなか、先月からモナコへのレンタル移籍が取り沙汰されていたファティだが、7月1日に正式発表。1年間のレンタルでモナコに加入し、買い取りオプションも付帯する契約となり、背番号は「31」に決定した。

 日本代表MF南野拓実を擁するモナコは、今夏の移籍市場においてバイエルンからフリーエージェントでイングランド代表DFエリック・ダイアーを獲得した他、無所属だったフランス代表MFポール・ポグバの加入も発表している。
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