1999年1月10日生まれの齊藤は現在26歳。湘南ベルマーレのユース出身でトップチームに昇格すると、当時指揮を取っていた曺貴裁監督の下で頭角を現した。その後は、自身初の海外挑戦となったルビン・カザン(ロシア)とガンバ大阪を経て、2023年にヴィッセル神戸に加入。開幕スタメンに抜擢されるなど後にリーグ優勝を成し遂げるチームで主力を張っていたが、同年8月に接触プレーにより左膝を負傷。全治約1年と診断される重傷だった。
結局のところ、復帰は今年2月に行われたゼロックス杯となると、今シーズンはここまでリーグ戦2試合の出場にとどまっていた齊藤。ヴィッセル神戸を一旦離れる同選手は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「京都サンガF.C.に半年間の期限付き移籍をすることになりました。まずは今シーズンヴィッセル神戸で復帰をすることができて本当によかったと思っています。多くのヴィッセルサポーターが願ってくれたおかげでまたピッチでプレーするチャンスをいただき、サッカーができています。口癖のように言っていますが、齊藤未月という人間としても選手としてもまだまだこっからなんです!! チームメイトやスタッフ、サポーターに支えられてプレーできていることを本当に感謝しながら、今はそれを体現できるように全力で闘ってきます!!」
また、“恩師”の曺貴裁監督が率いる京都サンガF.C.に加入する齊藤は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「ヴィッセル神戸から加入することになりました。齊藤未月です。このクラブを優勝させるために移籍を決断しましたし、多くの方が今まで自分のサッカー人生に関わってくれている中で、感謝を自分のプレーで体現できるように全力で毎日直向きに突き進んでいきます! よろしくお願いします!!」