今夏の移籍市場で7名の新戦力を獲得したチェルシーが、さらなる補強に動いているようだ。ドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク氏が21日、チェルシーがライプツィヒに所属するオランダ代表MFシャビ・シモンズの獲得を画策していると報じた。


 報道によると、チェルシーはライプツィヒ退団を希望しているX・シモンズとの口頭での合意に向けて交渉を進めており、現時点でチェルシーが最も有力な移籍先であるとのこと。ライプツィヒはX・シモンズの移籍金として、少なくとも総額7000万ユーロ(約121億円)を要求する見込みだが、チェルシーはより低い金額での合意を目指しているようだ。

 なお、アーセナルとバイエルンもX・シモンズに関心を示しているという。ただし、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナルはスポルティングのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュの獲得を優先すると主張している。

 現在22歳のX・シモンズは2022年7月にパリ・サンジェルマン(PSG)からPSVに移籍。2022-23シーズンはPSVで公式戦48試合に出場して22ゴール11アシストという成績を残すと、2023-24シーズンからはレンタル先のライプツィヒでプレー。2024-25シーズンは足首の負傷による離脱もありながら、公式戦33試合で11ゴール8アシストを記録。2025年1月にはライプツィヒへの完全移籍を果たしていた。


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