9シーズンぶりのトップリーグに向けて今夏に大型補強を敢行したサンダーランドは、ホームでウェストハムに3-0と完勝。
現地時間18日には日本代表MF田中碧が所属するリーズが登場し、本拠地『エランド・ロード』にエヴァートンを迎えた。前半から押し気味に試合を進め、82分には田中の相手GKへのハイプレスを起点に攻撃に転じてPKを獲得。ルーカス・ヌメチャが冷静にネットを揺らすと、このゴールが決勝点となり1-0で勝利した。攻守に渡って躍動した田中は『BBC』や『VAVEL』など複数のイギリスメディアでプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されている。
昨シーズンのチャンピオンシップ(2部リーグ)でリーズと熾烈な優勝争いを展開したバーンリーはトッテナム・ホットスパーに敗れたものの、昇格組の3チーム中2チームが勝ち点「3」を手にしたプレミアリーグ開幕節。データサイト『Opta』によると、昇格した2チームが白星発進に成功したのは1997-98シーズンと2021-22シーズンに続きプレミアリーグ史上3例目となっているようだ。
プレミアリーグでは過去2シーズン連続で、昇格組の3チームすべてが最短1年でチャンピオンシップ降格の憂き目に遭っている。リーズとサンダーランドは開幕節勝利の勢いそのままに、そしてバーンリーは敗戦から立て直して残留を果たすことができるだろうか。次節、リーズは敵地でアーセナルと対戦。バーンリーとサンダーランドは直接対決に臨む。