アスレティック・ビルバオを率いるエルネスト・バルベルデ監督が、16日のアーセナル戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
勝負の神様は細部に宿る。そんな格言が体現された、0-2の敗戦だった。お馴染みのアンセムが、“ラ・カテドラル”に11年ぶりに鳴り響いた16日、アスレティック・ビルバオは、チャンピオンズリーグ第1節でアーセナルと対戦。バルベルデ監督が用意したいくつかのサプライズ起用がハマったほか、本拠地『サン・マメス』の後押しを背に、プラン通りのゲーム運びに成功した。が、72分に一瞬の隙を突かれる形で先制点を許すと、終了間際にはさらに1失点。少なくとも勝ち点1を得られた、と言える内容だったが、黒星を喫している。
前日会見にて、「CL出場はお祭りじゃない。真剣勝負を繰り広げ、勝ち進むんだ」と口にしていたバルベルデ監督は、アーセナル対策を実行。とくに、左サイドバックでスタメン出場したアダマ・ボイロが、FWノニ・マドゥエケを抑え込むなど采配は的中した。同指揮官も、「かなり拮抗した試合だった。相手が1対1の局面でとても怖さを発揮してくることは分かっていたから、我々もその点に取り組んできた。序盤からプレッシャーをかけ、相手の攻撃を阻もうとね。
また、「先制点を許すまでは互角の展開だった」と惜しんだバルベルデ監督は、「残念な結果だ。チャンピオンズリーグがどんなものかは分かっているし、これからもっと学んでいくつもり」と吐露。続けて「このような展開のときは、細部が重要になる。(ガブリエウ・)マルティネッリをコントロールしているように見えたが、彼に抜け出され、ウナイ(・シモン)は止めることができなかった。どちらに転んでもおかしくなかったと思う。我々は、常に望んだ結果を得られるようハードワークを続ける必要がある」ともっと突き詰めていかなければならない、と述べた。
一方で、この試合が、ほとんどの選手にとってはCLデビュー戦だったアスレティック・ビルバオ。GKウナイ・シモンやCBダニエル・ビビアン、FWイニャキ・ウィリアムズといった代表常連組でさえ、初めての経験を得られたことについては、「これらの試合は、我々にとって学びの場でもある。ユーリ(・ベルチチェ)を除いて、今日出場した選手全員がCLデビューだった。このような試合をたくさんこなすことで、タフになっていくんだ。
確かな手応えを得つつも、このレベルで戦ってきたチームとの差が、“細部”に現れた第1節。さぁ“ロス・レオネス”よ、ここから学び、成長への糧とするのだ。
【ハイライト】11年ぶりのCLとなったアスレティック・ビルバオ
勝負の神様は細部に宿る。そんな格言が体現された、0-2の敗戦だった。お馴染みのアンセムが、“ラ・カテドラル”に11年ぶりに鳴り響いた16日、アスレティック・ビルバオは、チャンピオンズリーグ第1節でアーセナルと対戦。バルベルデ監督が用意したいくつかのサプライズ起用がハマったほか、本拠地『サン・マメス』の後押しを背に、プラン通りのゲーム運びに成功した。が、72分に一瞬の隙を突かれる形で先制点を許すと、終了間際にはさらに1失点。少なくとも勝ち点1を得られた、と言える内容だったが、黒星を喫している。
前日会見にて、「CL出場はお祭りじゃない。真剣勝負を繰り広げ、勝ち進むんだ」と口にしていたバルベルデ監督は、アーセナル対策を実行。とくに、左サイドバックでスタメン出場したアダマ・ボイロが、FWノニ・マドゥエケを抑え込むなど采配は的中した。同指揮官も、「かなり拮抗した試合だった。相手が1対1の局面でとても怖さを発揮してくることは分かっていたから、我々もその点に取り組んできた。序盤からプレッシャーをかけ、相手の攻撃を阻もうとね。
非常に緊張感があった」と上手くいったとしつつも、「我々にもチャンスがあったけど、先にゴールを許したことがダメージとなり、さらには疲労も蓄積していた。素晴らしい雰囲気のなかで、ピッチ上で自分たちの存在感を示すというスピリットを見せることができただけに、勝利を届けられなかったのが残念だ」と振り返った。
また、「先制点を許すまでは互角の展開だった」と惜しんだバルベルデ監督は、「残念な結果だ。チャンピオンズリーグがどんなものかは分かっているし、これからもっと学んでいくつもり」と吐露。続けて「このような展開のときは、細部が重要になる。(ガブリエウ・)マルティネッリをコントロールしているように見えたが、彼に抜け出され、ウナイ(・シモン)は止めることができなかった。どちらに転んでもおかしくなかったと思う。我々は、常に望んだ結果を得られるようハードワークを続ける必要がある」ともっと突き詰めていかなければならない、と述べた。
一方で、この試合が、ほとんどの選手にとってはCLデビュー戦だったアスレティック・ビルバオ。GKウナイ・シモンやCBダニエル・ビビアン、FWイニャキ・ウィリアムズといった代表常連組でさえ、初めての経験を得られたことについては、「これらの試合は、我々にとって学びの場でもある。ユーリ(・ベルチチェ)を除いて、今日出場した選手全員がCLデビューだった。このような試合をたくさんこなすことで、タフになっていくんだ。
あとは、それが大きなダメージにならないように注意を払っていきたい」とケガ等に気をつける必要があるとした上で、成長を加速させてくれるものだと語っている。
確かな手応えを得つつも、このレベルで戦ってきたチームとの差が、“細部”に現れた第1節。さぁ“ロス・レオネス”よ、ここから学び、成長への糧とするのだ。
【ハイライト】11年ぶりのCLとなったアスレティック・ビルバオ
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