サッカーの統計・分析機関『CIES Football Observatory(以下:CIES)』は28日、各国リーグを対象とした走行距離に関するデータを公開。Jリーグが、時速15キロ以上で走った割合において、世界3番目となっているようだ。


 今回のデータによると、リーグ全体の総走行距離のなかで時速15キロ以上を記録した割合において、Jリーグはプレミアリーグ(22.3%)とブンデスリーガ(21.7%)に次いで、21.6%で世界3番目とのことだ。また、4位にリーグ・アン(21.5%)、5位にセリエA(21.2%)、ラ・リーガに至っては20.4%で8位となっており、欧州5大リーグに肩を並べる数字となっている。

 なお、2025シーズンのJリーグにおいて、第32節終了時点で総走行距離でトップに立っているのは、名古屋グランパスに所属するMF稲垣祥だ。ロッソジャッロの舵を取り、E-1選手権でも活躍した33歳は370.9キロを記録しており、2位につけるMFマテウス・ブエノ(清水エスパルス/328.2キロ)に大きく差をつけている。

■時速15キロ以上で走った割合の上位10リーグ
1位:プレミアリーグ(22.3%)
2位:ブンデスリーガ(21.7%)
3位:Jリーグ(21.6%)
4位:リーグ・アン(21.5%)
5位:セリエA(21.2%)
6位:カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(20.8%)
7位:アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン(20.5%)
8位:ラ・リーガ(20.4%)
9位:リーガMX(19.5%)
10位:サウジ・プロフェッショナルリーグ(19.2%)


【データ】Jリーグが世界3番目に!?



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